1. メルカドで珈琲農家を探してみた / エクアドル旅行記 

今回私が訪れたのはエクアドル第3の都市クエンカです。インカ帝国時代の城跡やスペイン植民地時代の街並みの保存状態がよいことから世界遺産にも登録されている都市です。碁盤の目状に整理された都心部はゆったり歩いてまわることができる範囲。その中に2つのメルカド(Mercado)(※1)という屋内市場がありました。1~3階建てで広さは…そうですね、錦糸町オリナスの半分くらいでしょうか。


建物内には横2m×奥行き3mほどに区切られた店舗が並びます。店舗と言うよりはブースです。1ブースあたり1~2人が常駐。座っている人もいれば立っている人もいます。若い人は立って声をかけ売り、お年寄りは座りながら仕込みをしている姿がよく見られました。


販売されているものは野菜、果物、精肉(鶏、豚など)、魚介、飲食(厨房)、雑貨その他とだいたい6種類。飲食と精肉、魚介のブースはタイルで覆われており水洗いが可能。衛生面に対する気配りが感じられます。メルカドの1階は精肉と魚介が集められ、2階は果物と野菜、3階は飲食といった具合に種類ごとにブースが固まっていました。


バナナが多いですね。フィリピンバナナが日本で一般的になる前は、エクアドルバナナが日本の食卓に並んでいたそうですよ。


肉の臭いは強烈なものがありました。腸詰めは種類も豊富で気になりますが、旅行先でお腹を壊すのは避けたいので、今回は買わず。


屋内なのでパラソルの必要は無いはずなのですが、雰囲気は出ますよね。食べている人はご近所さんや旅行者、そして市場へ売りに来ている人の姿も見られました。少し遠い場所からやってくる行商もいらっしゃるのかもしれません。


喧騒や匂い、そして雰囲気に圧倒されながら、私は毎日のように市場へ通いました。食材を冷やかし、飲食ブースでワールドカップを見ながらご飯を食べていました。


どのブースで注文してもだいたい2~4ドル。初日に注文したのは芋や豆が肉と一緒に皿に盛りつけられた料理でした。野菜がちょっと青臭くて食べきれなかったのが残念ですが。芋が柔らかい味で肉のちょっと辛めの味付けにぴったりでした。


二日目は豆と芋とモツ(だと思う)を煮込んだスープをお米にかけてカレーのような状態のもの。名前がわからない。揚げたバナナのスライスがいいアクセントです。味に慣れると深みや違いを楽しむ事ができるんだろうなあという予感がする料理でした。


メルカドへ通っているうちに同じ野菜や肉でも店舗ごとに個性があることに気付きました。例えば2階にある野菜。豆類だけ取り扱っているブースもあれば、青物だけを取り扱っているブースがあるなどなど。同じ豆でも白い豆を数種類揃えているところもあれば、青い豆から茶色い豆(珈琲じゃなかった)まで幅広く揃えているところもある。エンドウ豆しか売っていないところも。肉だと、豚と牛と鶏はしっかりわけられているとかそういう個性。私は結局3日ほどしか通えませんでしたが、もしこの地に住み、毎日通うともっと詳しく違いがわかり「ここでしか買わない」なんてこだわりも出てくるんでしょうね。


短い間ではありましたが、自分なりにマーケットを隅から隅まで歩いてみました。砂糖菓子のブースやチョコレートのブースも見つかりました。おたまやボールといった調理道具を出張販売している若者も見つかりました。日本に旅行したことがあるという現地のおじ様にご飯をおごってもらえました。京都の話で盛り上がりました。


ところがコーヒーを売っているブースだけが見当たらなかったのです。もちろん農家さんにも出会えませんでした。ということで、メルカドで珈琲農家は見つかりませんでした残念。(くやしいので、後日赤道博物館のお土産屋さんで珈琲豆を買いました。もちろん、販売していたのは農家とは関係のないおにいちゃんでした。残念)


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※1 私が訪れたCuenca内のメルカドは以下の2つです

Mercado 10 de Agosto.

Mercado 9 de Octubre

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