2015年7月25日土曜日

第38回 隅田川花火大会が開催されました / ご報告


隅田川花火大会が先週末、7月25日に行われました。毎年天気が気になる季節。2年前はいきなりの雨に30分で中止となってしまうこともありました。今年はどうでしょう。昼間からカラッと晴れたよい天気で、絶好の花火日よりだったのではないでしょうか。


向島周辺では18時ごろから道路は車両通行禁止になり、人々がブルーシートを広げて座りだします。墨田区にやってきて5年目になりますのでだいぶ慣れてきましたけれども、いつ見ても圧倒されます。町会や商店街が簡単な屋台を出して飲食を売る、その声も花火を盛り上げます。

鳩の街通り商店街は曳舟駅から会場に向かう途中にあります。昼ごろから人通りが多くなり、夕方になると浴衣を着た若者や家族連れで一杯になります。商店街の各お店も普段は店に立たない2代目を手伝いに呼んでから揚げやビールを売ります。賑わいます。


私は人ごみが苦手です。ライブでどれだけ「プチャヘンザッ」と言われても手をあげません。歓声を上げたこともなく、いつも冷静に(でも心の中では盛り上がって燃え上がっているんですよ)見るようにしています。そんな私ですら大きな歓声を上げて拍手をしてしまうのが隅田川花火大会です。


日中の太陽で熱されたアスファルトはブルーシートを挟んでも私の体温を上げます。花火が上がります。その音、近さ、輝き、はかなさ、全てに私は気持ちが上がり「すごーい!」と声を上げてしまいました。あっという間に2時間弱が経ち、私は汗でぐっしょり濡れていました。その後、喫茶店カドで飲んだぶどうジュースはとても美味しかった。


花火の後、商店街に戻り後片付けをしました。そして近所に住む鳩組の皆さんと少しお酒を飲み炙られた肉を食べ近況を報告し合い、良い時間になったところで帰宅。ぐったりとしておりましたが、よい疲れです。来年もまた、よい汗をかきたいものです。


2015年7月18日土曜日

第10回 鳩の街ジャズフェスティバルが開催されました / ご報告

エコースティックスは昨年も大人気のバンド

7月18日土曜日、鳩の街通り商店街では第10回 鳩の街ジャズフェスティバルが開催されました。

夏の恒例となったジャズフェスティバルも、今年で10年目を迎えました。記念となる今回、いつもの演奏メンバーに加えて海藻姉妹さんや千住ちんどんさんを迎えて大盛り上がり。途中、パラパラと雨が降る残念な空模様でしたが、雨が降っていたことを忘れるくらい楽しい一日となりました。

ワンダーツアーズの歌ものびがあって素敵

墨田区内のジャズ好きが集まって演奏しているジザフィナードは毎年最後に演奏します。心底楽しんでいる様子は見ているこちらまで気持ちがよくなります。演奏は…そりゃ、時々音が外れることもありますし、リズムが緩むことだってありますけれども、細かいことを気にするイベントじゃあない、と思います。

歌も踊りもノリノリのジザフィナード

このジャズイベントはご近所が対象です。普段は通り過ぎてしまう人にとって、商店街は(言い方は悪いですが)ただの道です。でも時々こうやってイベントをやっていれば、気づいた人にとって「ただの道」が「鳩の街通り商店街」になるのです。

あ、今気づいたけど、看板に「ポップ」って書いてある

海藻姉妹の演奏は会場から遠く離れた入口近くまで伝わりました。まるで水中にいるかのように遠くまで伝わる音は、多くの人の耳に届き足を止め意識を会場である「はとホットミニ公園」にまで向けさせました。大げさに言いましたが、それほどまでに力強い演奏を海藻姉妹はしてくれました。聞くとあまり屋外でのイベントは無いとか。ちょっとびっくりです。

海藻姉妹(わかめ、めかぶ、こんぶ)の皆さんの演奏は必見です

千住ちんどんさんは商店街の入口から会場まで演奏しながら練り歩きます。チューバやバンジョー、サックスが練り歩く様子は目を惹きます。演奏もかっこいい。

元エデンにできた新しい陶芸教室とダイニングの前を通る千住ちんどん

そして会場近くにある空き地に到着すると、司会の女性は大盛り上がり。これは何ていう名前のダンスなんでしょうか。ノリノリで踊ってらっしゃいました。いいですねえ、この自由な風景。後で彼女と話をしましたら「来年も千住ちんどんさん楽しみね」と笑っていました。

ツイストみたいな踊りでのりのりの司会

鳩の街ジャズでは演奏だけでなくジャグリングも披露されました。見た感じ若い彼はまだまだ高校生。足が長い。背が高い。男前。そして昨年よりも格段に上手になっています。ハラハラしながら見ていた昨年とは大違いの安定感に、周りの方々も拍手喝采でした。

去年よりも格段に上手になっている!!

カキ氷は子どもも大人も大好き。今年はマンゴー味を用意しました

ジャズを盛り上げるのは演奏やパフォーマンスだけではありません。これまた恒例のカキ氷。氷は小泉さん(墨田区ではほぼ唯一の氷屋さんで、鳩の街通り商店街にあります)の氷っです。今日は氷を切るところから見ることができました。硬く大きな氷が簡単に切り分けられる様子は見ていて気持ちがよくなりましたし、その刃物の鋭さに背筋が凍りました。

ゴリゴリと簡単に氷を切る小泉さん

昨年から町会の有志が集まって活動している「鳩組(ハトグミ)」がホットドッグならぬ鳩ドッグで出店してくれています。これ、食べた人しかわからないのですが、美味しいです。ソーセージが大好きな私が言うので大げさに聞こえるかもしれませんが、かなり美味しい肉を使っています。ほとんど利益が出ていないとか。楽しいから、面白いから、商店街に関わることに意味を見出しているから、彼らは活動を続けていますし、関わってくれています。本当にありがとうございます。

ロゴもシールも手作り 

鳩組(ハトグミ)のメンバーの皆さま

この日は他の花火もあったし登校日だったので子どもの姿が少なかったのが残念

手前味噌な言い方ですが、よいイベントになりました。途中の雨の影響、またこの日は荒川の花火もあったので集客数を見れば昨年ほどではありません。正直に申し上げて。けれども演奏された皆さま、出店してくださった鳩組(ハトグミ)や商店街メンバー、そして来場いただいた近隣の方々の、一人ひとりの笑顔と言いますか盛り上がりは今までにないものだった気がします。

来年の鳩の街ジャズフェスティバルは、どんなイベントになるか、今から楽しみです。

司会&盛り上がり、ありがとうございました!!

さて、同時開催をしていた「鳩の街100TENプロジェクト/商店街の『新しい顔になるお店』」の内覧会も例年にない来場者数となりました。一年間家賃無料という企画内容が注目されているのかもしれませんし、何かを(店舗や場所を)はじめようとする人が増えてきているのかもしれません。

空き店舗内に、空き店舗の模型を用意して、触れる内覧会を実施
小さな人形はconeruさんの作品です



「鳩の街100TENプロジェクト」の今年の流れについては、また別途ご紹介させていただきたいと思いますので、今日はこの辺で。

2015年7月7日火曜日

NY旅行 その6 2015/7/7

7月の頭にニューヨークへ行ってきました。その旅行記というよりはメモの集積。
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6日目 最終日

宿泊先のホストに日本からお土産を買っていったのだけど、夏にしょうが入りくず湯を渡すのは、自分でもどうかしている。飲み方がわからないだろうからイラストで説明してみた。今読み返してみても意味がわからない。これから暑くなるのに体を温めさせてどうする。でも喜んでいたからよしとしよう。


常連を目指して今日もレストランに行った。ソーセージの入ったオムレツを今日も頼んだ。今日は暑いからオレンジジュースを頼んでみた。これがとても美味しかったので「どこのジュースなんだい」と聞いたらパッケージを持ってきてくれた。


写真を撮れと。ふーむ。これは日本からでも買えるのかな。大雑把な味なのに美味しいとはどういうことだろう。確かにオレンジの味がするんだけれどもジュースの味じゃない。美味しかった。さて、レジで今日も小銭とお札でぴったりのお金を渡した。レジにはいつもママが座っている。笑顔の素敵な人だ。今日は私に声をかけてきた。「ねえ」と。「ここはアメリカだよ。チップが本当は必要なんだ。」と言われて顔が赤くなってしまった。私が常連になってみようと思ったのはそのサービスがとてもよかったこと。そのサービスに対して私はチップすら払っていなかったのだ。本当に恥ずかしい。最後の最後にチップを払うことができてよかったのと、あと、ママがちゃんと私に言ってくれたのがよかった。ただの旅行者だと思っていたら言うことも無いだろうし。本当は初日からちゃんと支払っておきたかった…。


飛行機の時間まで中途半端な時間しかなかったのと火曜日だったのでギャラリーに行くわけもいかず、仕方なく(というと失礼)自然史博物館に行った。ティラノサウルスはそんなに好きではなかったが、トリケラトプスやステゴザウルス他、形の特異な恐竜は好きなので化石は見たかったのだ。ジュラシックワールドの公開も近いからと思うけれども、子どもの数が多かった。子どもの数と同じくらい、大きなお友だちが盛り上がっている様子もたくさん見ることができた。





自然史博物館には恐竜だけでなく、世界の民俗衣装や儀式にまつわる展示もたくさんあった。メトロポリタン美術館の展示と多少(というか大きく)内容がかぶっているものもあったけれども、それぞれが異様なので気にならなかった。貝がびっしりと縫い付けられた鎧のような服やトゲトゲ頭のマスク。男女の性行為を模した壷や股の間から後ろを眺める像、そして目が真っ黒で見ているだけで呪われてしまいそうになる像。照明がちょっと暗いので展示をしているというより保管しているような展示室。その仄暗さも恐ろしさを増していて面白かった。







鉱石の展示やクマムシの展示もあった。クマムシ先生の名前がスペシャルサンクスの欄にあって少しテンションが上がった。鉱石は綺麗な宝石も展示されていたけれども、放射能を持っている鉱石も展示されていた。とにかく量が多い。展示室が広い。時間があっという間に過ぎてしまう。





美術館を出てファラフェルスタンドがあったのでファラフェルを食べた。メトロを乗り継いで飛行場へ移動した。飛行機にのって夕焼けというか朝焼けを眺めて日本に帰ってきた。



あっという間の6日間だけれども、最初想像していた以上の行動をした気がする。それでもまだまだ足りない。なんて密度の濃い都市なんだと実感した。

私はニューヨークという観光地に行ったが、一つ一つの行動はいわゆる観光ではなかったと思っている。美術館へ行ったのは私にとって美術鑑賞の延長だし、ギャラリーが集中しているエリアを歩いたのは日本でよくやるギャラリー巡りと同じだ。ブルックリンの、そうそうDumboエリアで独立記念日の花火を見たのは観光なのかもしれない。ブロードウェイの演劇とミュージカルを見たのもいつもの演劇鑑賞の延長にあった。

うーん。これは「観光」について整理しなくてはならないな。とにかく、よい旅でした。また行こう。

終わり。

2015年7月6日月曜日

NY旅行 その5 2015/7/6


7月の頭にニューヨークへ行ってきました。その旅行記というよりはメモの集積。
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5日目

この日はマンハッタン島からハドソン川を上がって「ビーコン」という郊外都市へ。そこには「dia beacon」という大規模な美術館がある。知人のアーティストに「ぜひ行って」と勧められていたのだ。メトロ以外の電車に乗るのは初めてかもしれない。グランドセントラル駅から、少し古くて豪快な電車に乗った。

グランドセントラル駅 NYに来て初めてこういう場所にきた

乗り心地はお世辞にも良いとは言えないし、速度はローカル線。ハドソン川の風景を眺めていると先ほどまで大都市ニューヨークに居たのが嘘みたいに思えるほどにのどかで雄大な景色だった。1時間ほど電車に揺られていると「ビーコン」に到着した。そこから徒歩10分ほど歩くと大きな倉庫みたいな美術館が見えてくる。

庭園、も作品

開場時間の11時を目指していたからか他の鑑賞者はほとんどいない。広々とした空間が独り占めできるなあ、とニヤニヤしていたが、こんな広い空間を独り占めしようなどと思った私が馬鹿だった。広すぎる。こんな美術館は初めてみた。


撮影のレギュレーションがよくわからなかったのでスタッフに聞いたら、こう言われた。「接写とか、作品そのものを撮影しようとするのはNGだけど、建物全体、空間全体を撮影するのは例外だよ。」なんとなく裏技を教えてもらったような気分になる。だから基本的にdia beaconの空間を記録するつもりで撮影した。


作品に感銘を受けているのか、この広大なスペースに感銘を受けているのか時々わからなる。しかし、どの作品もこの場所だからこそのできる状態にあった。私はjohn chamberlainのこの彫刻の前からしばらく動けなくなった。ゴツゴツとした金属を力任せに押し曲げ潰した塊のはずなのに、私は思わず「美しい」と声に出した。

点在しているいくつもの彫刻の中でも一つ、植物に見えた作品は何度も前を通り過ぎたし、dia beaconの建物から出る前にもう一度見たいと思って順路を遡ったりもした。


Richard Seraの巨大な作品も、同じく何度も鑑賞した。作品の周りを何度も歩き、中へ繰り返し足を踏み入れた。歩くにつれ近づく金属の存在感。空間や圧力を強く意識してしまう。


ニューヨークに行く機会のある人はぜひdia beaconに足を運んでもらいたい。ちょっとした遠足気分にもなる。美術館から少し離れたメインストリートに向かう途中ののどかな雰囲気もぜひ感じてもらいたい。急に、閉鎖的なコミュニティというか、強く守られたコミュニティを感じることができる。犬を連れた、マッチョで日に焼けて帽子(たぶんテンガロンっぽい)を被った男性が前から歩いてきた。目が合うと元気に笑顔で「こんにちは!」と挨拶をしてきた。私は返した。そして、これって墨田区でよく見る風景だと感じた。知らない人でもとにかく挨拶をして「見ている」ことを伝えるこの感じ。マンハッタン島では感じることができなかった強いコミュニティ(自治なのかな)を感じることができた。


メインストリートは少し閑散としていた。ギャラリーは月曜日ということもあってほとんど閉まっていた。平日の昼間だから人はほとんど仕事に出ているんだと思う。それでも教会や支援施設のような場所の近くでは人々が外でわいわいと話をしていた。ここでも街の人からいきなり挨拶をされた。その人はたぶん街の番人のような、街を徘徊するようなタイプなんだと思う。社交的な雰囲気は一切ない。私と目が合うと、右手を閉じたピースの形にして額に指を当て手を振った。これって何のポーズだといえば通じるのかな。柳沢慎吾さんの「あばよ」でもないし。うーん説明が難しい。とにかく無言ではあるけれども声かけをしている様子を感じることができたのは面白い。

商店街、といえば商店街か

ここもギャラリー/アトリエスペースらしいが、閉まっている

途中ガラスの工房でアートプロジェクトっぽいイベントを知らせる冊子を手に取ることができた。後で毛利さん聞いたら、アーティストがビーコン周辺に移り住んでいるらしい。マンハッタン島、ブルックリン。アーティストは移動し続けているんだな。

ガラス製作が体験できるみたい

この野菜は全てガラス作品

BEACON 3Dというプロジェクトもあったらしい

車窓からの眺めがのどかでまさか今からニューヨークに帰るなんて想像できない

駅についてメトロに乗ろうと構内を移動していたら、今日はとてもかっこいいジャズバンドが演奏していた。ポーズのキレがいい。CDが欲しくなったので声をかけたら「ごめん、売り切れているんだ」と言われてしまった。後で調べたらフェスに出たり頻繁にライブを行っている人気のバンドだった。写真の後ろにあるピンクのフラグは、こうした屋外でライブを行うプロジェクトのものだった。いわゆるボトムアップな活動というよりは、プラットフォームが用意されている状態らしい。


Madison Square Parkを歩くと木漏れ日の形をした鏡の作品が設置されていた。地面には木漏れ日を感じさせる影。しかし見上げるとそこに木はなく地面や自分たちの姿がうつる。蜃気楼の中に入ってしまったかのような感覚。Teresita Fernándezというアーティストの彫刻作品があった。公園の管理組合が行っているプロジェクトだとか。アーティストの発表の場がたくさんある。


夜は毛利さんたちと肉を食べた。2種類の肉を注文した。写真はマトンだったと思う。ワインは2本頼んだ。スイーツは食べなかった。マッシュポテトも頼んだしピクルスも頼んだ。お会計は目が飛び出るほどでは無かったけれども、お財布と心が少し引き締まる程度の値段はした。さすがニューヨークだ。


夜のニューヨークを皆でメトロに向かって歩いていたら、途中の公園で野外映画上映をやっていた。たくさんの人が映画に集中していたり、周辺では人だかりをツマミにお酒を飲んでいる人がいた。既に中に入る余地がなかったので様子を眺めて帰った。8月には上野で野外上映があるみたいなのでそれに行こう。


5日目終わり。明日は帰国だ。

第4回ハトウィン~アジアンハトウィン~ / ご報告

鳩の街通り商店街で開催するハロウィンイベントだから「ハトウィン」というダジャレのようなネーミングもだいぶ浸透してきた気がする4年目。2017年10月28日土曜日に第4回ハトウィンが開催されました。 秋の売り出しと100TENプロジェクト対象店舗お披露目を兼ねたハトウィン...