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2016年もありがとうございました。

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今年は環境の変化が様々に降りかかり(もちろん、自分で選択したものもある)ここ数年にない激しい一年でした。自分にとって、来年から、つまりは明日からということですが、何が起こるか想像もつきません。ワクワクしていますが、同時に不安です。

2017年は素数。一つ前の素数は2011年。この年に私は鳩の街通り商店街に事務所を構え様々な活動に関わるようになりました。1979年に私は生まれましたが、これも素数でした。1987年、これも素数ですが、偶然にも私が初めてスカートをはいた年でもあります。

必要以上に意味を持たせることを私は避ける傾向にありますが、2017年には何かまた1つ大きな決断を行うんじゃないでしょうか。なんてね。

2017年もどうかよろしくお願いいたします。鳩の街通り商店街を、39アートin向島を、すみだ川ものコト市を、「墨東まち見世」アートプラットフォームを、すみだ中小企業センターで最後まで行う予定のアーティストのための工作機械ツアーを、私を、私が関わっている人々や出来事を、どうかよろしくお願いいたします。

Through this year, environmental changes had fallen variously (of course, there are things I’ve chosen by myself). It was a fierce year not in recent years. For me, from next year, that is to say from tomorrow, I can not imagine what will happen. I'm excited, but at the same time I am anxious about next year. 2017 is a prime number. The previous prime was 2011. In this year I began to engage in various activities with an office in the shopping street, Hatonomachidohri shopping street. I was born in 1979. This number was also a p…

第3回ハトウィン×ハト婚 / ご報告

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「商店街で結婚式を挙げる」のは当たり前になりつつあるんじゃないか、と思っています。地域振興、コミュニティデザイン、若者の地方移住、様々な軸で想像される出来事です。面白くないとか言いたいわけではありません。だって、私のいる商店街、鳩の街通り商店街でも先日行われたわけですから。「ハト婚」の数枚の写真をまずはご覧ください。




ねえ、素敵でしょう。




商店街の真ん中にあるはとホットミニ公園を中心とした結婚式には、墨田区北部、鐘淵にある墨田聖書教会の牧師さんが出張してくださいました。私道に手作りの祭壇を組んで、バージンロードをひいて。商店街にあるとり屋さんで準備してもらったローストチキンをウェディングケーキに見立てて、二人の共同作業やファーストバイトを行いました。車が通るには少し幅が狭いので、自転車を使っての退場。缶を自転車の後ろに何個も並べた様子はちょっと面白いかもしれませんが、私たちにとってはとても感動的なシーンでした。


さて、この鳩の街通り商店街での結婚式「ハト婚」はイベントの構造が少し複雑です。というのも、新郎新婦は商店街で結婚式をしたかったわけではなく「イベントでにぎわっている鳩の街通り商店街で結婚式をしたかった」からです。

過去の記事で何度かご紹介しているように、鳩の街通り商店街は春と秋(とあと夏)に少し大きめのイベントを行います。近隣の住民の方が楽しめるように。例えばハロウィンイベントとして「ハトウィン」というイベントを行ってきました。


新郎新婦はもともと商店街の仲間です。新婦さんは、こすみ図書というスペースを運営していました。新郎さんは、建築士。「まめちょうだい」という建築ユニットで墨田区内で様々な出来事の種を作ってきました。商店街のイベントに参加したり手伝ってくれる中で、その様子や、イベントが生み出す商店街と近隣の方々とのつながりに価値を感じてくれています。この価値は、鳩の街通り商店街らしいもの。だからその盛り上がりの中で結婚式をしたいという依頼があったのです。


「ハト婚」がおこなわれていた10月29日、実は、鳩の街通り商店街は通常通りに第3回ハトウィンを開催していました。イベントの内容はほぼ例年通りの(1)空き店舗活性事業の流れから企画している「体験型空き店舗内覧会」である100YENチャレンジショップ、(2)ハロウィンコスプレとスタンプラリーを組み合わせ…

墨田区に新しいスペースspiidがオープンしました。

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墨田区京島に新しいアートスポット「spiid」がオープンしました。展示企画などをされる 青木 彬さん、アーティストの 奥村 直樹さんお二人が主催。住みながら、アトリエや展示スペースとして運営されていくとのこと。

セルフリノベーションでつくられた床板や抜けた天井。ロフトにあがる階段や玄関部分にあるカウンター。過程なのか未完成なのか、完成の基準に対するカウンターなのか、どう考えればいいか迷います。とにかく久しぶりに衝撃を受けたスペースでした。




さて、そんな新しいspiidでの最初の展示は、カタコンベという中野にあるシェアスタジオでの展示にちらほら名前を見たりして気になっていた新井さんと竹下昇平さん。

写真と絵画の二人展。植栽の多い風景ばかりだからつい「撮影は墨田区ですか?」と聞いてしまったのですが、実は中野区がほとんどとのこと。視点が、気になる点が、風景の読み解き方が似ていると、あまり場所は関係ないのかもしれません。竹下さんは、アイフォンで撮影した風景をアイフォンの画面を見ながら描いています。新井さんは気になった風景を写真におさめた後、それをじっくりと見つめながら文章をしたためてらっしゃいます。



その後もspiidは独特な動きを見せてくれることでしょう。目が離せません。

spiid(東京都墨田区京島3-30-6)


妄想自転車部カフェ at となり製作所 / ご報告

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暑さを忘れるくらいに楽しいイベントでした。もっと撮影していたと思っていましたが、写真フォルダをのぞいてびっくり。そんなに撮影していませんでした。撮影するよりも自転車をこいでかき氷を作ったり、妄想自転車のアイデアを紙にしたためた方が楽しかったんでしょう。



昨年末から高知に移住した、自転車部部長、KOSUGE1-16の土谷さんも参戦。真剣な眼差しでかき氷を作ります。高知土産の「小夏シロップ」と「小夏ジャム」を使った大人かき氷は絶品でした。3回も自転車をこいで食べたのは、私です。

会場となったとなり製作所は、明治通り沿いにある旧邸の1階、やひろ食堂のとなりにあるスペースです。吉成工業の吉成さんがオーナーとなり、ものづくりをキーワードにしたスペースとして運営されています。普段から「小学生に工具箱をもたせたらいい」とものづくりと教育について考えていらっしゃる吉成さんのことですから、これからの動きがとっても楽しみです。




(天井にぶら下がっている自転車のフレームもまた色々な物語を秘めています。ぜひ足を運んで、吉成さんにお話を聞いてみてください。)


やひろ食堂
131-0041 墨田区八広2-45-10

アフガンボックスカメラを体験するワークショップに参加してきました

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フィルムカメラを使わないようになってどれくらい経ったんだろう…。ミーハーだった大学生時代は写真サークルで現像やプリントを楽しんでいました。ミーハーだった大学生時代(繰り返し)は、トイカメラにはまってLOMO SMENAを購入してその風合いを楽しんでいました。一眼レフカメラを手に入れてからは何本ものフィルムを荷物に詰め込んで海外旅行を楽しんでいました。帰国してから現像するのが楽しみで。フィルムの巻取りがうまくいかずに像が被ってしまう写真。それを「味」だと理解するのに時間がかかったのが懐かしい。今ではデジタルカメラしか持ち歩きません。気にするのはフィルムの枚数や本数ではなく、電池の残量やメモリーカードの残容量のみ。

前置きが長くなりました。いかにしてレンズを通った光が図像を結ぶのか、写真ができあがるのか、その過程を知ることができ、さらに手作りの写真を楽しむことができるワークショップに先日参加してまいりましたのでご紹介します。

いい天気、撮影日和でよかった
これが今回のワークショップで使ったカメラです。この箱がカメラです。木製のこの箱で、撮影から現像、プリント全てを行うことができます。

アフガニスタンに起源のあるこのアフガンボックスカメラは、政情の変化など様々な外的要因から発展/衰退しました。今では実際に使われることはほとんどなく、写真屋であることを示す看板などに使われているとか。

中東における写真文化を語る重要な歴史であるこのアフガンボックスカメラを、調査研究しアーカイブしているプロジェクトがあります。オーストラリアのアーティストLukas Birkとアイルランドの人類学者Sean Foleyがはじめたこのプロジェクトはネット上にかなり豊富な情報を蓄積しています。このアフガンボックスカメラに触れたBackyard Projectのメンバーが、今回のワークショップを企画しました。 http://www.afghanboxcamera.com/

写真のワークショップでの写真が逆光で見えないっていう・・・ 
ワークショップはAfgan Box Camera Projectの紹介、アフガニスタン政情変化の話、この箱がどうして撮影/現像/プリントまでできるのかの機構の話、など丁寧なレクチャーから始まります。見方によっては不恰好で大きくて大げさなデザインが、実は撮影に必要な最低限の…

八広HIGHTIにノルウェーのチューバ奏者の演奏を聞きに行きました。

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八広HIGHTIというスペースが京成八広駅から歩いて10〜15分くらいの荒川沿いにあります。川沿いを、「関東大震災時 韓国・朝鮮人殉難者追悼之碑(※)」の横を、産業廃棄物系の工場の横を歩いてしばらく進むとそのスペースが2階にある工場の前に到着します。

10年以上も、いわゆる「オープン」なスペースとは少し違った(というと語弊があるかもしれません。興味を持っている人にとってはオープンな場所です。ふらっと立ち寄ることができる場所ではないという意味)表現の場として長く活動されている八広HIGHTI。1度でも足を踏み入れると忘れられなくなる場所です。その場所に蓄積された表現の欲求の痕跡。痕跡というと終わったもののような言い方ですね。それは違います。そこにある全てのものが何かの表現のきっかけでもあり素材でもあり痕跡でもあるような。そういう場所。そして、そこで行われるイベントもまた忘れられません。

リビングルーム、というか中心のライブスペース
今回は八広HIGHTIのメインメンバーでもある矢代諭史さん神田聡さん(ダブルさとしだ…)のデュオのライブ、そしてノルウェーのチューバ奏者Martin Taxtさんのライブでした。


例えばドラムのカウントから前奏がはじまってAメロBメロ、サビがあって間奏、そしてまたAメロBメロがきて最初のサビとは少し違ったアレンジのサビが続き、Cメロの後に最後のサビ、大盛り上がりで曲が終わる、のようなものが、ライブであり演奏であり曲だ、と思っているとその考えを覆されます。

発泡スチロールがゴムでこすれる楽器 
必死にマックを立てる神田さん
私は以前、三ノ輪にあるspace dikeでアーティストのbikiさんが「焼き肉をするのも演奏だ(ライブだ、だったかな)」とおっしゃっていたのを聞いてから、演奏やライブに対する固定概念は無くなっています。だから矢代さんがコンセントをしきりに付け替えたり、電気の通った楽器がキリキリと音をたてたりクシュクシュと音を立てたり光を発したりするのも「演奏だ!」と思ったし。神田さんがいくつものデスクトップパソコンを立てたり重ねたり吊るしたり落としたりするのも「演奏だ!」と思ったし、もちろん音声や画面が周辺の情報を元に作られていったり干渉しあったりする様子をもちろん「演奏だ!!」と思いました。予想外の(なんていうとありきたりですが)いくつ…

「仮面屋おもて」がキラキラ橘商店街にオープンしました。

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京島のキラキラ橘商店街は、私が事務局メンバーとして関わっていた「墨東まち見世」にとって縁の深い商店街です。初年度から様々な企画でお世話になっており、2012年度ではインフォメーションセンターとしての事務局スペースを構えさせていただきました。(初年度、その場所では岸井大輔さんのプロジェクトが行われ、商店街では大巻伸嗣さんの展示も行われました。)現在、そのインフォメーションセンターとして借りていた場所はブティックが入店しています。

さて、キラキラ橘商店街は毎週土曜日に「キューピッドガールズ」によるパフォーマンスが行われたり、日曜朝には朝市、日本全国の中学生が課外授業として訪れるなど、商店街を中心とした地域の魅力発信がとても盛んです。そんな商店街に、最近なにやら不思議な店構えの店舗が入店しました。

既に4月28日オープンしておりますが、その数日前、関係者への内覧会におじゃましましたのでその写真をご紹介します。まずはずらりと見てください。

ところ狭しと仮面の並ぶ1階スペース

海外の作家さんの仮面も並んでいました
 ひ!一つ目!
 通りの向こう側からも見えるようになっていますね
このお店は「仮面屋おもて」という「仮面」のお店です。揃えているのは、日本国内外を問わず様々な仮面作家さんの作品です。内覧会は夜に行われました。商店街を通り過ぎる人は帰宅途中、もしくはこれから飲みにでも出かける人でしょうか。色々な背景でその前を通るほぼ全ての人が足を止めてその店を眺めていました。無理もありません。見たこともない不思議で美しく面白く想像力をかきたてる仮面が展示されているのですから。


何屋さんか一目瞭然、でも何をするのか入ってみないとわからない
仮面の使われるシチュエーションは私たちが想像している以上にありました。例えばミュージックビデオの中の演出としてよく使われていますよね。その他、ファッションショーの一部として、映画、演劇の道具として。様々な場面で仮面は使われていることに気付きます。店主の大川原さんは、こうした仮面の需要に対してこたえられる仮面作家さんの紹介を行っているそう。つまり仮面のことならなんでもござれ、彼に情報が集約しているんですね。

これからは販売だけではなく二階スペースでのワークショップなど、様々な事業展開も考えているそうです。演劇では仮面を意味する「ペルソナ」は、ただ衣装を着たり仮…