第12回 鳩の街ジャズフェスティバルが開催されました / ご報告


毎年、同じような時期(隅田川花火大会の前週)に同じような出演者、もう報告を聞くのも飽き飽きされているのではないでしょうか。いやいや水戸黄門を思い出してください。いつも同じような時間に由美かおるが裸を披露し同じような時間に風車の弥七が耳打ちをします。同じような時間に印籠を見せつけ同じような時間に皆頭を下げる。いつもと同じ行為を繰り返しているのにもかかわらずなぜか見てしまう祖父祖母たちの背中を思い出されるのではないでしょうか。(と言いつつこのロジックがいつまで通用するか時々不安になりますが)

鳩の街ジャズフェスティバルは鳩の街通り商店街における水戸黄門だとお考えください。



そういえば水戸黄門を演じる役者は時代によって違います。私は西村晃さん、佐野浅夫さん、石坂浩二さん、里見浩太朗さんが演じる水戸黄門を見てきました。鳩の街ジャズフェスティバルで演奏してくださるバンドは水戸黄門のように中身は入れ替わりはしないまでも、毎回何かご自身たちなりのテーマで違ったことをしようとしてくださいます。今回はドレッドヘアーという出で立ちで演奏してくださいました。



これは…演奏後、暑かったのでしょう、ドレッドヘアーのウィッグを雨水ポンプに置かれていたみたいですね。もはやホラーです。



定番となった鳩組のハトドッグも見慣れた風景。助さん角さんのように欠かせない存在です。毎回申し伝えておりますが、決して鳩肉が入っているわけではありません。ちゃんと普通の、といっても結構よい、ソーセージを使っております。美味しいので食べたことのない人は2018年ぜひトライしてみください。


終了後の集合写真もお手の物。今年は新しいメンバーも加わってくれたみたいですね。



数回前から同時開催として定番化してきた空き店舗博覧会も継続。今回100TENプロジェクトの対象となった店舗は、商店会長のお店、立花美容室の斜め前にある元角打ち飲み屋さんです。この日の最高気温が33度近くまで上がってしまったため、とても過酷な環境の中ではありましたが、多くの方が内覧にいらっしゃいました。





過酷な気温はカキ氷やビールの売上を伸ばしてくれます。私たちはとても期待していました。ところがこの日は気温だけでなく強烈な日差しという強敵が現れたのです。ギラギラと照りつける太陽は人を外出という行動から遠ざけます。普段よりも人通りの少ない商店街。気温とは真逆に下がりだすテンション…を盛り上げてくれるかのように定番のミュージックが商店街を盛り上げます。


16時半も過ぎた頃、ご近所との関係も配慮して終了。17時には音がたたないような状況を作って解散。関係者だけの打ち上げの様子も今回はアップしてしまいましょう。よい笑顔だと思いませんか。


この風景がある限りは商店街は安泰な気もしています。

コメント